厳しい残暑が続いています。瀬戸内国際芸術祭2025の夏会期が開かれている香川県さぬき市の景勝地では、高校生が企画し運営するかき氷店が訪れる人をもてなしています。

緑の松と白い砂浜が美しいさぬき市の「津田の松原」です。この夏は瀬戸芸の会場として注目作も展示されています。そのそばにある元・料亭「洗心亭」の軒先にあるのが、高校生たちが運営するかき氷専門店です。台湾製の機械を導入して日替わりで3種類を販売しています。

(食べた人)
「シャリシャリしています。ジューシーで、いっぱいイチゴの味がして美味しいです。(高校生の)社会勉強になっていいですね。みなさんしっかりしていますし」

経営や商品開発などを学び、将来の仕事に役立てたいと、同じ塾に通う津田高校の生徒3人が企画し、瀬戸芸の夏会期にあわせて運営しています。

(津田高校2年 川西顕輝さん)
「おいしいなと暑い中で食べてくれる姿がうれしいですし、(店の運営が)自分の将来に役立ちそうだと感じています」

(津田高校2年 朝日千晶さん)
「社会経験をしたいと参加したので、こういったリアルな形で体験していろんなことを学びたい」

かき氷店は今月(8月)31日までの毎日、午前10時から午後4時まで営業しています。