きのう(19日)、瀬戸内海の香川県直島沖で砲弾らしきものがみつかりました。

高松海上保安部によりますと、きのう(19日)午後3時45分ごろ、高松市の漁業関係者から、「底引き網に砲弾が入っていたので持ち帰っている」と第六管区海上保安本部に通報がありました。

砲弾らしきものは直径30センチ、長さ1メートルほどで、直島の約3キロ南の海中から見つかりました。現在、女木島の西浦漁港に停めてある漁船に濡れた毛布で覆った状態で保管されていましたが きょう(20日)海上自衛隊呉警備隊によって回収されました。海上自衛隊によりますと、貝などの付着物が多く、砲弾かどうかは識別できていないということです。

現在は危険物を運搬する専用の船で広島県の呉基地に移送中で、今後は適切に管理し処分する予定としています。