香川県丸亀市に本社を置く化学品メーカーの四国化成工業が、半導体材料の生産拠点として坂出市に新工場を建設することになり、自治体と協定を結びました。

協定は四国化成工業と香川県、坂出市の3者で結ばれ、助成金や雇用の確保などが盛り込まれています。四国化成工業は、パソコンなどに使われる半導体の材料を徳島と丸亀の工場で生産していますが、需要の高まりに供給が追いついていませんでした。
新工場は坂出市の番の州工業団地に建設され、生産体制は現在の2倍以上になる見込みです。

(四国化成工業 濱崎誠社長)
「素晴らしい土地に工場を造ることができ非常にうれしく思っています。世界に向けて最先端の製品を開発し続ける」

坂出工場は今月から建設が始まり2027年末に完成予定です。