燃料価格の急激な高騰を受け、四国電力は来年春にも、香川県の約半数の世帯が契約する料金プランの値上げを検討する方針を明らかにしました。
四国電力がきょう(28日)発表した今年度の収支見通しでは、燃料価格の高騰により、約300億円の経常損失が見込まれるということです。
特に国の規制を受ける料金プランが大幅な損失を生み出していることから、四国電力では早ければ今年度中に値上げを国に申請し、来年春にも値上げ実施を検討する方針です。対象となる家庭は香川県内では約22万世帯です。
(四国電力 長井啓介社長)
「経営の更なる合理化・効率化に取り組むとともに、電力の安定供給の確保に全力を尽くしてまいります」
規制料金の値上げ検討は、すでに中国電力が発表しています。