ハンセン病療養所の入所者とも深い交流があった詩人、永瀬清子さんの詩集などを並べた「読書室」が岡山市北区の表町商店街に開設されました。

「どうぞ!!」

この施設は、岡山県瀬戸内市の長島にある2つのハンセン病療養所の世界遺産登録を目指すNPO法人が、市民らにハンセン病問題について関心を高めてもらおうと開設したものです。

療養所に通い入所者とともに創作活動を行った赤磐市出身の詩人、永瀬清子さんの詩集をはじめ、ハンセン病関連の書籍が、多数置かれています。入室は無料です。

(NPO法人ハンセン病療養所 世界遺産登録推進協議会 山下晴海理事長)
「ハンセン病を知ってもらう、こういう読書室ができたということは、嬉しいなと思っております。そして、ハンセン病と社会をつなぐ架け橋にこの場所がなっていければな」

あすは、RSKの小林章子アナウンサーによる永瀬清子の詩の朗読会が開かれる予定です。