バスケット・B2リーグの香川ファイブアローズが、熊本ヴォルターズとのホーム開幕戦に臨みました。
「今年こそB1昇格を」と期待されながら、ここまで負け越しているファイブアローズ、地元のファン、ブースターの前で負けられない戦いです。
開幕からのアウェイ4試合で1勝3敗と出遅れたファイブアローズ。新メンバー4人を加えて臨むホーム開幕戦の相手は、昨シーズンまでチームのエースだったウッドベリーが移籍した熊本です。
(リポート 古川豪太記者)
「地元のファン、ブースターが待ちに待ったホーム開幕戦。期待するのは勝利、そしてその先にあるB1昇格です」
(ブースター)
「ホームで絶対勝ちます。徐々に上げていって、最後に笑えばいい」
「B1を逃して、選手もブースターもとても悔しい思いをしたので、ぜひB1に昇格に向けてがんばってほしい。勝つに決まってるじゃないですか」
1000人以上のブースターの声援を受けて、ホーム開幕戦に臨んだファイブアローズです。
キャプテン兒玉が不調の中、チームを引っ張ったのは今シーズンからダブルキャプテンとなったアンガス。合流したばかりのアダムスも、スリーポイントなどで存在感を示します。
しかし移籍したウッドベリーの活躍などで、終始熊本にリードされる展開に。新加入のイギリス代表、ヘソンのパワープレーなどで追いすがりますが、得意のスリーポイントもなかなか決まりません。
結局、ホーム開幕戦を勝利で飾ることはできませんでした。
(香川ファイブアローズ 石川裕一ヘッドコーチ)
「ホーム開幕戦ということで、取りたかった一戦でした。ちょっとのずれ、というのが、リズムを崩していってるんじゃないかなと」
(香川ファイブアローズ 兒玉貴通キャプテン)
「シーズンを通して本当に成長していくということが、今年は特に大事になってくるシーズンではないかと」
きのう(17日)のホーム2戦目も敗れ、西地区最下位となったファイブアローズ。次節はアウェイでアルティーリ千葉と対戦します。