最も重要なのは「港の活用」
西成教授は、高松のポテンシャルは極めて高いと話します。
(香川大学 西成典久教授)
「お城があって、駅があって、港があって、これが日本中探してもここにしかないんですね。城と駅と、港、海がこれだけ近い距離にある。瀬戸内海と言えば高松だと、そういうふうにできるチャンスだと思っています」
港の活用が最も重要だという指摘です。
(香川大学 西成典久教授)
「具体的に申し上げますと、高松港の周辺ですね。この周辺のエリア、この沿岸のエリア。このあたりに5つとか6つくらい、ちょっとこぶりな、300平米くらいの商業が社会実験的に入っていく。そこのなかで、人がぐるぐると巡って楽しめるような環境が確認できるんであれば」
「社会実験をしながら考えていく。で、県民市民も一緒になって、ここにこういうものがあったら私たちは来ますよと、歩いて楽しいですよと、そういう反応をどんどん出していく、そういうのが必要になると思いますね」

香川県は、きょう(19日)成立した新年度当初予算でアリーナを核としたサンポート周辺のにぎわい創出に6億4000万円を重点的に配分しています。
このタイミングを逃さずに、日常的なにぎわいを作り、周辺の商店街などにも波及させられるか、これからが問われています。










