岡山市に本店を置く中国銀行は、顧客や地域課題の解決により一層貢献するため、きょう(10月3日)から「持株会社体制」に移行しました。

きょう発足したのは「ちゅうぎんフィナンシャルグループ」です。

これまで中国銀行が所有していた株式を、FG(フィナンシャルグループ)が保有することで、持株会社体制に移行します。

中国銀行をトップとした子会社経営から、証券やコンサル会社など9つの会社をすべて横並びにすることで

・グループ会社間の連携強化
・顧客のニーズに合わせた地域課題の解決

に貢献したい考えです。

(ちゅうぎんフィナンシャルグループ 加藤貞則 社長)
「従来の銀行を頂点とした中での活動では、おのずと制約がかかる。そういう形(持株会社体制へ移行)をとったほうが、地域・お客様の利便性、あるいはご要望に対して、お応えできる範囲が非常に増えていくのではないかと」

また、ちゅうぎんFGはきょう付けで、東京証券取引所のプライム市場に上場しました。