■「現代美術で島を元気に」福武さんが思い描く瀬戸内海の未来

「現代美術の力で島を元気にしたい」と活動してきた福武さん。時に、自身を「瀬戸内海の住民だ」とも、言い切ります。


(島の住民)
「もう会えんかと思いよった。元気やった?」
(福武さん)
「元気元気」



(島の住民)
「よかった会いたかった。こんなババアが会いたかった言われても嬉しうなかろ」

(福武さん)
「うれしいわ」


(安藤さん)
「彼、あそこに住んでるみたいなもんやから。人間の心があそこに住んどる」



「なによりも瀬戸内海を全部自分のもんや思っているところがええ。思うの勝手やから。これは素晴らしい事。こういう人がおるというのが面白い」


(福武さん)
「幸せになるには、幸せなコミュニティに住まないといけないと僕は思ってるから、そういうコミュニティをアートを使いながら、豊かな瀬戸内海に作りたいというのが夢だしそういう方向でやっています」


現代美術で島を元気に。その先に描く未来は美しい自然と文化が調和する幸せなコミュニティあふれる、瀬戸内海の姿です。