1月2日・3日に開催される箱根駅伝のチームエントリーが、先日発表されました。
去年優勝した原晋監督率いる青山学院大学ですが、その16人のメンバーには「黒田」姓が2人。実は2人とも岡山市出身・玉野光南高校出身です。黒田朝日選手(3年生)と黒田然選手(1年生)は「兄弟ランナー」なのです。

今や青学のエースとなった「天才肌」3年生の朝日選手と、1年生の然選手。2人に秋の駅伝シーズンを振り返ってもらいつつ、箱根に向けた思いなどをインタビューで伺いました。(3回シリーズ【第1話】から続く)
青学エース・黒田朝日は「時計をつけない!」なぜ?
通常、駅伝やマラソンなどで多くの選手は腕時計でペースを図っています。しかし黒田朝日選手は、時計を着けることはありません【画像①】。

(青山学院大学3年 黒田朝日選手)
「感覚ですね」
感覚を研ぎ澄まし、自分が走れるギリギリのペースで押していくという独特のレーススタイルで、結果を残してきました。

(青山学院大学3年 黒田朝日選手)
「そのときの自分の100%、120%を出すしか、僕はもうそれしかわかんないんで、本当それで結果的に区間記録だったりが出ていればそれでラッキー、ぐらいにしか思ってないですね」
ーもうその時計をつけないスタイルは、変わらず続けていく感じなんですか?
「はい、特に必要と感じたこともないんで、このままかなと思います」
