西九州新幹線が開業したきょう(23日)、「新幹線唯一の空白地」である四国での開通を目指そうというシンポジウムが坂出市で開かれました。


日本青年会議所四国地区協議会が、新幹線が通ることを前提として作られた瀬戸大橋のたもと、坂出市で開いたものです。若い世代にも四国新幹線の創設に関心を持ってもらいたい、とパネルディスカッションが開かれました。


四国新幹線は、国の基本計画からおよそ50年が経過しています。実現に向けては地元での盛り上がりが必要だと訴えました。


(四国新幹線整備促進期成会 泉雅文副会長)
「四国に住んでいる方々に、もう少し全体で『新幹線がほしいな』という声が出てくることが、大事だと考えてます」


パネルディスカッションでは「新幹線の愛称を公募して四国新幹線を盛り上げては」といった意見も出されました。