東京五輪の種目としても注目を集めた自転車競技“BMXフリースタイル”の全日本選手権大会が、岡山市で開幕しました。

岡山を拠点に活躍し、東京五輪にも出場した大池水杜(おおいけ・みなと)選手や中村輪夢(なかむら・りむ)選手も出場しました。

岡山市中心部の公園に現れた、巨大な競技フィールド。きょう(16日)開幕した第6回全日本BMXフリースタイル選手権です。大会には、3歳からトップ選手まで約120人が出場。午前中には東京五輪で入賞した大池水杜選手や中村輪夢選手の練習も公開されました。

(大池水杜選手)
「せっかく地元岡山なんで、自分らしく、みんなが水杜らしいなと思ってくれるような、みんなが楽しんでくれるようなライディングをしたいなと思っています」

大会は接近する台風14号の影響で、女子エリート決勝の予定が1日繰り上げになる中、急な変更にも関わらず大池選手はダイナミックなトリックを連発、

1回目で69.75ポイントを獲得し優勝を飾りました。

(観客)
「水杜ちゃんはやっぱりすごかったです」

(観客)
「あんなに飛んで走るのがすごいなと。僕にはできないので」

あす(17日)以降も競技日程は変更となっていて、中村輪夢選手が出場する男子エリート決勝は、あす(17日)正午ごろに行われる予定です。