月に1回以上、定期的にボウリングを楽しむ高齢者を日本ボウリング場協会が調査し長寿ボウラー番付として発表しています。このうち、女性で岡山県の最高齢の番付となる大関に名を連ねた2人にこころとからだの健康の秘訣を聞きました。


岡山市南区のネグザスボウルで開かれたボウリング大会です。40人が参加し楽しくプレーする中で、はつらつとピンを狙う1人の女性の姿がありました。


岡山県の「大関」、岡山市に住む85歳の須摩喜久子さんです。


(岡山県の「大関」須摩喜久子さん(85))
「スポーツができることが楽しみ。みんなと会えることも楽しみ。足が痛くなったり腰が痛くなったりしたらどうするとかそういう話題ばっかり、でも楽しい」


7年ほど前からボウリングを始めた須摩さんは現在も週に2回通っています。いつも一緒にプレーするのは8か月年下の小野みち子さん。小野さんも協会が認定する岡山県の「大関」です。


(岡山県の「大関」小野みち子さん(85))
「Q二人でいつも一緒に投げるのは?」
「楽しい」「自分は健康のために」


ボウリングは全身を使う有酸素運動で健康維持にもつながると言われています。



(ネグザスボウルのスタッフ)
「歩くのでその分足腰も鍛えられていると思います。同年代の方だったら杖を使っている方とかおられると思うんですけど、杖も使わず腰も曲がらず」


(大会に参加した人)
「お元気でうらやましい。私もあと10年後(あんな風に)やれるかなと思って」

直近5か月の平均スコアは2人とも150前後、まだまだ現役です。


須摩喜久子さん(85)
「みんなと和気あいあいできるのが楽しい」


技術を競うだけでなく仲間とともにプレーする喜び。その時間がからだと心の健康に繋がっているような2人の大関です。