国政や地方など、様々な選挙で課題となるのが、「若い世代の投票率の低さ」です。政治に関心をもってもらい投票率アップにつなげようと、岡山市の特別支援学校で選挙に関する出前授業が開かれました。
出前授業が開かれたのは岡山大学教育学部附属特別支援学校です。
「自分の考えに近い人に投票して、自分たちの代わりに話し合いをしてもらうんです。代表を選ぶ、それが選挙なんです」
今年7月の参院選で岡山県では、10代20代の投票率が全年齢の平均を大きく下回りました。出前授業は、若い世代の政治への関心を高めようと、岡山市の選挙管理委員会事務局が開いたものです。
生徒は、投票制度などについて学んだほか、実際の投票箱を使い模擬投票を体験しました。
(生徒)
「誰に投票するのか、考えるのが大事だなと思いました」
「期日前投票があることを初めて知りました。予定があったときには、期日前投票をする」
(岡山市選挙管理委員会事務局 藤原健さん)
「記載代や投票箱を用意しているので、実際に触れることによって積極的に投票に来てもらいたい」
岡山市選挙管理委員会事務局では、今後も市内の高校などで出前授業を開き若い世代の投票率アップにつなげたいとしています。