夏休みも後半戦、皆さん、夏の想い出はできていますでしょうか?岡山県笠岡市ではあす(24日)花火大会が行われます。夏の風物詩を後世に残そうというプロジェクトも始まっています。

夜空を彩る約5500発の花火。中国地方最大級の大玉やスターマインの超早打ちなどが瀬戸内海・笠岡港の水面にも映る、笠岡の夏の風物詩です。この笠岡港まつりの花火大会は、1952年から開催。当時からこの花火を見ようと笠岡市民のみならず倉敷・岡山、またお隣広島県福山市からも観覧者が訪れているといいます。

新型コロナの影響で2年の休止期間もありましたが、この花火大会が今後も続いてくれればとキリンビールが行う「夏の風物詩の保存プロジェクト」に選ばれました。

キリンビールの商品「晴れ風」を購入した際、2次元コードを通じて全国の花火大会を支援できるというもので、売り上げの一部が花火大会の運営・保守に充てられるということです。

(笠岡市商工観光課 石井佑樹さん)
「今年も花火大会を安心安全に開催するとともに、笠岡の花火大会を未来に継承していきたいと思います」

笠岡港まつりの花火大会は、あす24日の午後8時から行なわれる予定です。