熊本県は来年度人体への影響が指摘されている有機フッ素化合物の調査を県内およそ70地点で実施することを明らかにしました。

県が調査するのはPFOS(ピーフォス)やPFOA(ピーフォア)などの現在、使用が禁止されている「有機フッ素化合物」で、来年度、県内の河川13地点と地下水60地点の合わせて73地点を調べます。
去年、熊本市の一部の井戸から国が暫定的に定めた指針値を超えるPFOSとPFOA)が検出されたことを受け、県では去年7月から8月に、河川5地点と地下水12地点を調べましたが、いずれも指針値を超えた所はありませんでした。

来年度の調査について蒲島知事は…
「皆さんの関心が非常に高い」
県によりますと去年の調査と来年度の調査で県内45市町村を網羅できるということです。