高齢化が進む原爆被爆者の体験を後世に残そうと、広島と長崎にある国立の平和祈念館が共同で、熊本に住む被爆者の証言を収録しました。

被爆者全体の平均年齢が85歳を超える中、広島と長崎にある国立の平和祈念館は核兵器の恐ろしさを後世に伝えようと、全国で証言を集めています。
熊本では14日(火)から3日間、4人の証言を収録する予定です。

きょうはこのうち、今年8月の長崎での平和祈念式典で被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げた熊本市の工藤武子さん(85)たちが収録に臨みました。
長崎で7歳の時に被爆した工藤武子さん(85)「(原爆投下時は)5人で丸い食卓を囲んでいたら、突然ピカーっと、雷が部屋中に閉じ込められたみたいな感じで」
工藤さんは、被爆する前の両親やきょうだいと暮らした日常や、家族に残った被爆の影響などについて語りました。

工藤さん「今の若い人にしっかり知ってほしい。まったく戦争を知らない世代に」
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 片山健一さん「映像慣れしている特に若い世代は、目や耳からの情報が入りやすいと思う」

今回の証言は、来年度に2つの平和祈念館が設置するホームページ上で公開される予定です。









