必要な人に届くように、支援が当たり前の世界へ
遠藤さん「カレーを無料で振る舞う」
その一つが『カレーサポーターチケット』です。

遠藤さん「バーとかでよくある『あちらのお客さまからです』みたいな“奢りシステム”」
支援者がチケットを購入すると、その代金で子どもたちにカレーが無償で振る舞われるシステム。例えば、お店に一人でやってきた子どもも振る舞いの対象になります。

さらに9月には、クラウドファンディングで支援金を募り、誰もが参加可能で全員にカレーを無償で提供するイベントを開催しました。
参加した子どもたちは「辛くてうまい!!」と満足そう。

イベントを開いたきっかけは、遠藤さんが以前「子ども食堂」を運営していた時に感じた疑問です。
遠藤さん「子ども食堂という形でかためてしまうと、逆に入りにくくなってしまうというか、『本当に支援が必要な方に届いているのかな』と疑問があって」
必要な人に支援が届くように。悩みを抱える家庭や子どもがもっと自然に参加しやすい方法はないかとイベントを企画しました。

また、今回のイベントでは「人とのつながりを作ってほしい」と、クラウドファンディングの支援者も招待しました。
支援者「微笑ましいですね。ほっこりしますね、僕らも」

支援者「子どもたちの環境だったり背景だったりは色々あると思うので、いろんなところでコミュニティを作りながら支援していくことが必要なのかなと」

支援が特別なことではなく、当たり前の世界へ。
カレーを通して、笑顔と交流が生まれるイベントには100人以上の参加者が集まりました。

遠藤さん「いいですね!みんなの表情が予想以上というか、自分はあくまできっかけとか。そういうものを与えるだけで、あとは自然とみんながコミュニティを作っていく。これが自分の中で一番うれしい」













