天草市では、椿油(つばきあぶら)の原料となる「椿の実」の収穫が盛んに行われています。

天草市の西平椿公園(にしびら つばきこうえん)一帯には、約2万本のヤブツバキが自生しています。

ヤブツバキは冬から春にかけて花が咲きますが、この時期になると木には緑色の実をつけ収穫時期を迎えます。

きょうは公園を管理する西平(にしびら)カメリアクラブのメンバーが、専用の竹ざおを使って実を落とし、収穫していました。

今年は日当たりを良くするための除草作業を行い、春先に花が多く咲いたことで実も多くなり豊作だということです。

収穫した実を1週間ほど天日干しすると、水分が抜けて実が割れ種子が取り出せるようになります。

収穫は10月中旬まで続き、種子は天日干しで乾燥させた後、12月に搾る予定です。