8月3日(木)大阪市のフェスティバルホールで抽選会が行われ、熊本県代表「東海大星翔」は、大会5日目、8月10日(木)第1試合(8時試合開始)、静岡県代表の浜松開誠館と対戦が決まりました。

この対戦相手、静岡県代表の浜松開誠館とはいったいどんなチームなのか?
監督は元プロ野球選手 指導者として甲子園準優勝経験も
まずは、監督が元中日ドラゴンズ外野手の佐野心(さの こころ)監督、56歳。
自身は、浜松商業で1984年の夏、甲子園に3番ライトで出場しています。
高校卒業後、専修大学に進学し、いすゞ自動車で都市対抗野球にも出場。
1991年のドラフト6位で中日ドラゴンズに入団。
引退後に静岡県の常葉菊川(現常葉大菊川)高校教員となり、2008年に常葉菊川(現常葉大菊川)の監督として甲子園準優勝を果たしています。
また、現中日ドラゴンズの打撃コーチ、中村紀洋(なかむら のりひろ)氏(50)も、2021年まで浜松開誠館の非常勤コーチを務めていました。

浜松開誠館は創部26年目で、春夏を通じて今回が初の甲子園。
エースは身長 177センチ、体重 85キロのがっしりとした体格から最速149キロのストレートを武器にする右腕の近藤愛斗(こんどう まなと)投手。

静岡大会では、準決勝までは2番手として登板し、決勝戦の東海大静岡翔洋戦で初先発し、被安打14、8失点ながらも最後まで投げ切り優勝を勝ち取っています。

左腕の松井隆聖(まつい りゅうせい)はストレートと変化球を駆使し、緩急と絶妙なコントロールで勝負する頭脳派タイプ。
打撃のほうは、決勝までの6試合でチーム打率は3割3分5厘。東海大星翔は、チーム打率3割1分1厘。打力はどちらのチームもレベルの高い集中力を持っており、東海大星翔のドラフト候補、百崎蒼生(3年)を中心に、近藤投手、松井投手の攻略が早めにできれば、優位に試合が進めそうです。










