いまだ80代の女性と連絡取れず…
八代市の石階段で身元不明の遺体が見つかり、近くに住む80代の女性と連絡が取れていません。死後少なくとも2週間は経っていたと見られています。
高齢者の「孤立死」を防ぐために地域や家庭で出来ることとは
記者「遺体は、住宅と畑を結ぶ石階段の途中で発見されたということです」

白骨化した性別のわからない遺体が見つかったのは7月26日(水)。
警察は遺体がこの家に住む80代の女性とみて調べを進めています。

記者「遺体が見つかった住宅は、集落の端にある山道を上がった先にあります。
周辺には他にも住宅が3軒ありますが、うち2軒は空き家でした」

65歳以上の人口が6割を超え、高齢化・過疎化が進む坂本町。
その中でも、この集落は高齢者の1人暮らしが多いいわゆる「限界集落」です。

地域住民 80代「75歳以上が6割。高齢化社会、自分より上の人が14,5人いる」

警察によりますと連絡が取れなくなっている この家に住む女性は7月6日(木)に病院を退院。
その際、60代の長女が車で家まで送り届け、20日後に改めて家を訪れたところ遺体を発見したということです。

地域の住民は「女性が退院していたことに気づかなかった」と話し安否を気遣っています。
