来年度、20年ぶりに紙幣が新しくなります。
熊本出身の学者・北里柴三郎(きたさと しばさぶろう)が描かれた新しい千円札など新たな紙幣が6月6日(火)お披露目されました。

偽札の流通防止の観点から約20年に一度、デザインが変わる日本の紙幣。
新たな紙幣は1万円札に、日本近代社会の創造者として知られる実業家の渋沢栄一、5千円札に津田塾大学の創始者である津田梅子、そして千円札には熊本県の小国町出身で「近代日本医学の父」として知られる北里柴三郎が採用されています。
記者「これまでの紙幣に比べて、新たな紙幣は数字が大きく見やすいデザインになっているほか、偽造防止にも新たな技術が採用されています」
その技術とは「3Dホログラム」。

角度によって肖像が回転する最先端の技術で紙幣としては世界で初めて採用されるといいます。

日本銀行熊本支店 田原謙一郎支店長「約20年ぶりの新しいお札となります。皆様にも親しんでお使いいただければなと思っています」

日銀熊本支店では2週間前までに予約すると新しい紙幣を見学できるということです。









