済々黌高校出身の大竹耕太郎(おおたけ こうたろう)投手。
今季、『現役ドラフト』を経て阪神タイガースに入団し、自身最多になる開幕7勝目をかけ、6月3日(土)ロッテ戦(甲子園)のマウンドに登りました。
今回もよく腕の振れた140キロ台のコースを突くストレートと打者のタイミングを外す110キロ台のチェンジアップを絶妙にあやつり、要所要所を締め、6回1/3を被安打8、三振7、四死球0、球数104球、失点2の好投を見せました。

試合は初回に阪神 大山選手のスリーランで3点を先制し、その後は、両チームとも0行進。
3-0で阪神リードのままま大竹投手は7回のマウンドにも登りましたが、こちらも『現役ドラフト』でオリックスから移籍してきたロッテの代打・大下誠一郎選手に今季初の被本塁打となるツーランホームランを浴び、1点差に詰め寄られた時点で勝ち投手の権利を持ったままリリーフ陣にマウンドを譲りました。
しかし、その後、阪神のリリーフ陣が9回に同点に追いつかれ、大竹投手の7勝目は消えました。
試合は延長11回の末、阪神が6-5でロッテにサヨナラ勝ちしました。
大竹投手は、7勝目はなりませんでしたが、規定投球回に達し、防御率0.71でリーグトップに立ちました。

今後も、熊本県出身選手の活躍に、目が離せません。
RKK NEWS DIG 編集部 久島 健一
※大竹耕太郎 投手:熊本県出身 済々黌卒。高校時代は夏の選手権・春のセンバツに出場。 早大から2017年ソフトバンクに育成選手ドラフト4位で入団。去年初めて行われた「現役ドラフト」で阪神に移籍。