熊本市の大西市長は、業務の効率化や市民サービスの向上に文章などを自動で生成するAIチャットが活用できるか、6月から実証実験を行うことを明らかにしました。

実証実験に使用するのは、利用者からの質問に文章などを自動で生成するAI「チャットGPT」です。

今回の実証実験では、計画の素案作成や文書の要約など業務の補助を中心に検証する方針で、デジタル戦略課や情報政策課など約100人の職員が幅広く検証するということです。

期間は6月1日から8月末までの3か月で、9月末までに検証報告書とガイドラインを作成する予定です。

なお、実証実験では、管理者が利用履歴を追跡でき、セキュリティ環境が整ったサービスを使用するとしています。