南阿蘇村で整備が進む熊本地震の震災ミュージアムが、今年7月に開館することが明らかになりました。

震災ミュージアムの体験・展示施設は、南阿蘇村の旧東海大学阿蘇キャンパスで整備が進んでいて、今年7月15日に開館するということです。

施設の名称は「KIOKU(きおく)」。

熊本県の内外から寄せられた554件の候補から、地震で目にしたものを記憶し、未来に語り継いでいくという思いを込め、蒲島知事が選びました。

蒲島知事「記憶をキーワードにしてみなさんがこの体験を忘れない。記憶をもとにこれからも災害に対応していくことを全国的にアピールできる」

施設では、熊本地震の経験や教訓を後世に伝え、今後の災害対応に生かすため、地震の映像や当時のものを展示し、語り部との交流や地震発生のメカニズムなどを伝える内容を想定しています。