「もうひとりじゃないんだ」――

大きくなったお腹をなでる少女の顔は、母親の優しい顔になっていたという。しかし・・・

絵本「それでも、障害のある17歳の女の子の出産物語」 発行:三恵社

【少女の言葉】せっぱくそうざんになった それからにゅういんすることになった そしてさらにさかごだった 私はしんぱいもあった

切迫早産の恐れがあり、入院。何度も支援員に連絡があった。

【少女の言葉】にゅういんせいかつはとってもさみしかった そのときふと思った 私、もうひとりじゃないんだときづいた

【ことばがき】お腹に赤ちゃんがいる、彼女が一人じゃないんだと気づけたことに、私たちは少しうれしかったのです。

絵本「それでも、障害のある17歳の女の子の出産物語」 発行:三恵社

しかし、"大人が怖い"少女は、お腹の痛みがあっても看護師に訴えることはできなかった。