差し伸べられた支援の手

そんな田淵さんの背中を押したのは、行政による異例の支援でした。

イ草関連の機械の修繕や買い替え費用に対し、熊本県と地元自治体が最大9割の補助を決めたのです。

熊本県農産園芸課 林田慎一課長「イ草の専用機械の場合は、修繕でも国3割・県3割・市町村3割ということで、9割の補助。県と市町村が通常よりも1割ずつ多く支援したということを考えれば、特別な支援だった」

背景にあったのは、国内シェア9割を誇る産地の「存続の危機」です。