熊本の教訓は生かされたのか
去年12月、青森県沖を震源とする最大震度6強の地震では、青森県むつ市の「むつ総合病院」が被災し、30人を超える入院患者が転院を余儀なくされました。
新病棟の建設に向けた計画があったものの、資材高騰のあおりなどで、白紙撤回されていたのです。
熊本地震で、熊本市民病院から県外の病院に転院を余儀なくされ、災害関連死に認定された当時4歳の宮﨑花梨ちゃん。
母親のさくらさん(47)は青森県でのニュースを見てショックを受けたと言います。
宮﨑さくらさん「一瞬、熊本市民病院のこと見てるのかなって思ったぐらいだったので。でも、ああいうところは多分たくさんあると思うんです。それをそうならないようにするためには、多分もっと、病院だけで考えることじゃ決してないので、それはもう国かもしれないしね」
新しくなった熊本市民病院の一角には花壇があります。
宮﨑さくらさん「これから5月頭にかけて次々と咲く時期ですね」
さくらさんは、命の大切さと教訓を伝えたいと、この花壇でフランスギクを育てています。
宮﨑さくらさん「まさか自分の身にそんなことが起きるなんてって思っていなかったので。でもこうやって経験してみると、いつ誰に起こってもおかしくないことだとよく分かる。けれど、それを想像するのも難しいのもよくわかる。自分ごと化するのはとても大変。だけど、それをすることがすごく大事なことといいうのが、この10年過ごしてきて思うので」
「病院の耐震化が進み、自分達と同じ思いをする人を少しでも減らしたい」
それがさくらさん達の願いです。












