人口減少で小学校が閉校
有明海に面し山を背負う熊本2区は、豊かな自然の恵みを主な産業に生かしてきました。
それでも人口減少や過疎化が進み、小学校が閉校する地域も少なくありません。熊本市中心部から車で約40分。金峰山の中腹にある旧松尾北小学校もその一つです。

閉校は9年前。熊本市は過去2回、校舎を利活用する事業者を探しましたが、いずれも公募に応じた人はいませんでした。
校舎の壁はツタに覆われ、閉校前は216人だった地区の人口はこの10年で3割以上減りました。
◆松尾町平山の人口 ※10年で3割減
10年前(2016年2月)216人→現在(2026年2月)148人
坂道が多い上に道幅も狭く、乗り合いタクシーは、走れても路線バスはここまで来ることができません。
止まらない高齢化や人口減少は、当然、生活や産業に影を落とします。

70代の住民「車が運転できなくなったらどうしようかと。子どもの声がしないんですよ。嫁さんの来手がない。もうすごいですよ。40代、50代の独身男性がぞろぞろしている」
70代の住民「若い人がいなくて年寄りばかりになっている。買い物に行くのが大変。地域にお店がないので」
山に囲まれたこの場所は、県外にも名を馳せる有名なミカンの産地ですが、地元の農家は現状をこう訴えます。

ミカン農家 60代「今のミカン農家は70代、80代が多い。収穫の時にはコンテナを抱えて、畑から出してトラックに積み、トラックから小屋に運び出していくのが大変」
過去の選挙でも繰り返し叫ばれてきたこうした課題。今回の選挙を通じて熊本2区に立候補した3人はどのような解決策を示すのでしょうか。












