熊本市は、部下の女性職員にホテルでわいせつな行為をしたとして逮捕された職員の男を懲戒免職処分としました。

懲戒免職となったのは、熊本市経済観光局スポーツ振興課の主査の男(48)です。

男は2024年11月の夜、熊本市のビジネスホテルで、部下の女性職員の体を触るなどしたとして逮捕され、現在も任意で捜査が続いています。

熊本市によりますと、男には逮捕された事件の他、職場の飲み会で抱きつこうとする行為や、同僚に対する暴言や暴力など、あわせて8件のセクハラとパワハラ行為があったということです。

市の聞き取りに対し男は行為を認めた上で「人間関係ができていると思っていた」、「ハラスメントの認識はなかった」と話しています。

一方で、女性職員は「断ると今後の仕事に影響が出ると悩んでいた」と話したということです。