新たな家畜市場の起工式が、熊本県大津町で行われました。
起工式には約100人が出席し、工事の安全を祈願しました。
大津町で整備される新たな市場は2027年4月運用開始の予定で、熊本県内すべての畜産農協が一つにまとまった「県畜産農業協同組合」の事業統合の総仕上げに位置づけられています。

北海道に続く大きな規模となる、約7万頭の肉用牛などの取り扱いを見込んでいます。
県畜産農業協同組合 和田次則 組合長「今後の県内畜産取引の中核拠点と位置づけ、日本一の家畜市場となることを目指す」

飼料の高騰や農家の減少という業界としての課題を抱える中、市場を一本化して、子牛価格の安定と農家の経営強化を目指すということです。









