あれから5年 新たな「お風呂」

そして、豪雨から5年が過ぎた今年の夏。鶴之湯旅館ではかさ上げ工事が一段落し、内装工事が始まっていました。

【8月】風呂場の様子

旅人たちの疲れを癒した大浴場。

自慢のタイルは解体されていました。

職人「立派になると思いますよ、大自然に囲まれていて いいところですよね。営業再開したら予約しようと思っています」

そして外壁工事が終わり、足場が撤去されました。

記者「わ~!すごーい!窓をあけてすぐ球磨川なんですね」

土山さん「1年ほど足場がかかっていたので、ようやく球磨川を一望することができました」

【9月】厨房の工事が開始

土山さん「真横にトンネルがあって、肥薩線が通るたびに時間が分かるんですよ。土日になると、午後3時50分だったんだよね。SLが通るのが。生活のリズムの中に肥薩線があった」

トンネルは現在、仮設道路として使われています。

【11月下旬】そして・・・。

土山さん「おひさしぶりです」

記者「びっくりしました きれいになったんですね」

旅館は、かつての姿を取り戻しました。