今年3月、熊本県大津町のコンビニエンスストアに押し入り、たばこを奪った罪に問われている男に、熊本地方裁判所は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
大津町杉水の無職、岩坂幸治被告(46)は今年3月、大津町のコンビニの出入口に車で衝突した後、白い仮面をつけて店内に押し入り、たばこ2箱、合わせて1200円相当を奪ったとして、強盗などの罪に問われています。

これまでの裁判で岩坂被告は起訴内容を認め、検察側は、取り調べ段階の供述をもとに「被告は犯行の前、両親の口げんかや、車にたばこが無かったことに腹を立てていた」と指摘していました。
11月12日の判決で、熊本地裁の鈴木和彦裁判官は「模造刀を従業員に示して犯行に及んでいて悪質」と指摘した一方で「示談が成立し、損害賠償金を支払っている」などとして、懲役3年 執行猶予5年の判決を言い渡しました。










