各市町村が行う子ども医療費の助成について、熊本県は来年度から就学前まで引き上げる方針を明らかにしました。
蒲島 郁夫 熊本県知事
「県が負担する子ども医療費助成を来年度から拡充したいと考えています」

これは12月8日、県議会で蒲島知事が明らかにしたものです。
子ども医療費の助成をする市町村への補助に関して県は、現在通院に関しては3歳まで補助していますが、これを小学校に上がる前まで拡充する方針です。

また入院に関しては中学3年生まで引き上げられる見込みです。

県によりますと通院の補助が3歳までなのは全国的に見ると最低水準ということで、来年度、その対象を広げて市町村の負担を減らすことで各市町村が子育て支援にあてる予算を確保しやすくしたい考えです。
