政府は冬の電力供給が厳しい見通しだとして、今月1日から節電要請をしています。
寒さが本格化する中、今、売れている家電の傾向とは。


この冬の節電要請。多くの人が意識していました。

「部屋の温度が18度になったらエアコンをつけます」
「(エアコンの電気代が)高いから」


「子どもがいるのでどうしても(エアコンの温度は)下げられない」


特に関心が寄せられていたのがエアコンなどの暖房器具。電気料金が上昇傾向で家計への負担が大きくなる中、今、売れているのが・・・


ビックカメラ アミュプラザくまもと店 淺井 裕司さん
「こちらのエアコンが人気でございまして」


こちらは節電効果が高いとされるモデル、およそ29万円。今、価格が高くても電気料金が抑えられる機能を備えたエアコンが人気を集めています。


淺井さん
「人、モノ、日射 3つのセンサーを使って、例えば朝から夜まで同じ気温ではございませんので、それに合わせた温度調節をしてくれる分、大体20%から30%更に節電になります」


同じメーカーの同じ広さに対応した15万円ほどのモデルと比べ多ければ年間2万円ほど電気料金を抑えることができるということです。


またエアコン代わりに人気が高まっているという電気毛布に今年、新たなトレンドが。

淺井さん
「こちらの商品は着る電気毛布というものでございまして、例えばキッチンで調理中とか、ソファで休んでいる時でもあったかいというものです」


一人用のこたつとも言えるこの商品は1日の電気料金が約5.6円と、一般的なこたつよりも30円ほど安く抑えられます。(※1日8時間使用の場合)


ほかにも、暖かい空気を循環させるサーキュレーターや加湿機能が付いた空気清浄機など部屋を暖かくする家電をうまく使い分けることが重要だということです。


淺井さん
「様々な節電ができるものを活用していただきまして、電気代を抑えつつ身体を寒くさせないために効率よくできる事をやっていただければありがたいと思います」


また、節電機能が高い商品を選ぶだけでなく更なるひと工夫で節電に繋げることができるといいます。