今年7月11日に華々しく就航した(熊本空港にて)

ビジネスや観光での交流に期待をふくらませ、今年7月に華々しく就航した熊本と上海を結ぶ定期便について、中国東方航空が「冬季スケジュールに入る10月26日から当面の間、運休する」と熊本県に通知しました。

熊本県の発表によりますと、通知があったのは昨日(9日)です。

運休するのは毎週火曜日、金曜日の週2往復で、その理由について中国東方航空側は「機材繰りなど運航計画の総合的な見直しのため」と説明したということです。

初便に搭乗した木村敬知事(7月11日) 右は熊本市の大西一史市長

熊本県は「搭乗率が悪いとは聞いていない」としたうえで、木村敬知事次のようにコメントしています。

「上海便は、私自身もトップセールスをし、様々な協議を重ねて実現した路線であり、運休となることは大変残念。中国東方航空からも『熊本・上海線は重要路線であり、一日も早い運航再開に向け尽力する』と聞いているので、引き続き協議していく」