肥後銀行は、企業が従業員の健康をサポートするための「九州健康経営ラボ」を、肥後銀行の100%出資で10月1日付で設立すると発表しました。

背景には、労働人口の減少や企業の医療費負担の増加があり、従業員の健康管理を後押しすることで業績向上につなげる「健康経営」を進めることが目的です。

肥後銀行 笠原慶久頭取「最近はなかなか採用が難しく、退職してしまう人も多い。健康経営を取り入れることで継続的に勤めてもらえると思うし、採用もしやすくなる」

肥後銀行によりますと、銀行が健康経営事業で子会社を設立するのは全国で初めてです。

設立後は企業の健康管理業務やランニング教室などを行い、5年後までに国から健康経営優良法人に認定される企業の割合を、都道府県別で全国トップにしたいと考えています。