記録的な大雨で住宅が被災し、徐々に片付けを進めている人も多いと思います。
熊本県は、床上浸水にあった家などに、しっかりと消毒をするよう呼びかけています。
なぜ消毒が必要?

掃除をした後、乾燥させた後に、消毒です。
床上浸水すると衛生状態が悪くなるので、もし消毒しなければ、レジオネラ菌や腸管出血性大腸菌などに感染して、最悪の場合、死亡する恐れもあるためです。
装備は

丈夫な手袋や底の厚い靴を履くなどして、傷口から感染しないようにします。また、ゴーグルやマスクを着用して、土ほこりから目や口を守ります。
その上で、家庭用の塩素系漂白剤や消毒用アルコールなどで消毒するようにしてください。
消毒の注意点は

消毒用アルコールは、火の近くで使わないでください。
また、消毒の際に使う消石灰は、肌や目に触れると炎症を起こす危険があるため注意が必要です。
国や県は「素手で触らず、目に入った場合はすぐに大量の水で洗い流し、医療機関で受診してほしい」と呼びかけています。