山が崩れ…土砂が住宅に
川と山に囲まれた広瀬地区では、山が崩れ住宅に土砂が流れ込んだところもあります。

記者「土砂崩れで県道が崩れている場所です。甲佐町と美里町の境目のため、倒れている標識は、片面が甲佐町、反対側が美里町となっています」
自宅に土砂が流れ込んだ境国嗣さん(70)。日々片付けを進めていますが、まだ家の奥は土砂が残ったままです。

大雨の日、境さんの自宅には神奈川から娘と2人の孫が帰省していました。娘たちは1階で寝ていましたが、裏の山から大きな音がしたため、土砂が押し寄せる前に2階に避難させたといいます。
境国嗣さん「土砂が流れ込んで水が流れ込んで」
木村知事「とっさの判断で娘さんとお孫さんが助かったですね」

今回の大雨で県内では、8戸が全壊、14戸が半壊、床上・床下浸水の被害は4300戸を超えています。
また、甲佐町の県道を含め、県が管理する道路の17か所が通行止めとなっていて県は復旧を急ぐ考えです。
木村知事「大きな災害なので、町と一緒に、早く県の力で土砂や流木を撤去して、一日も早い暮らしの再建に努めたい」









