前線の影響で県内は、10日も非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や浸水などの危険度が高まりやすい状況が続く見込みです。
9日の熊本県内は、明け方から雨が強まり、水俣市で午前6時半ごろまでの1時間に64.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
6日の降り始めからの雨量は、甲佐町で308ミリなど平年の8月1か月分を超える大雨となっています。
気象台によりますと、前線が九州北部地方に停滞するため、あすの明け方から県の北部を中心に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
10日の夕方までに降る雨の量は、多い所で150ミリの予想です。
11日にかけてさらに雨量が増える見込みで気象台は土砂災害などに注意を呼びかけています。