熊本県内は上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、阿蘇山上では季節外れの雪が降りました。

きのう14日から九州北部地方の上空に寒気が流れ込み、標高およそ1100メートルの草千里ではこの時期としては珍しく、うっすらと雪が積もりました。

一帯の草原ではようやく顔を出し始めた「つくし」が雪化粧し、季節が春から冬へ逆戻りしたような光景です。

今朝(15日)の最低気温は、阿蘇市乙姫で4.1℃まで下がり、草千里で放牧されている乗馬クラブの馬たちも寒さのせいか体を寄せ合ってじっとしている様子でした。

午後は天気は回復に向かいますが、冷たい風が吹き、予想最高気温は熊本市で16℃、阿蘇市乙姫は11℃と平年より5℃くらい低くなりそうです。