熊本県南阿蘇村で、草原にたたずむ1本の桜が満開の花を咲かせています。

南阿蘇村の「観音桜(かんのんざくら)」は樹齢約100年のソメイヨシノで、放牧地にあるため普段は立ち入ることが出来ませんが、この時期限定で一般に開放されています。
3日朝は雲海も発生して、桜の先には幻想的な景色が広がりました。

埼玉から「すごい感動です。雲海もよく見れて。『雲海は久しぶりに出た』『ラッキーですね』って宿に人に言われた」
南阿蘇村から「何年か来ているんですけど、初めてこういう(雲海の)光景を見たので、朝早く来てよかったと思います。きれいで見事ですね、癒されます」

今年は例年よりも1週間ほど遅く開花し、今週いっぱいまでが見ごろだということです。
観音桜は地元の人達が水やりなどこまめに手入れをして、地域の宝として守り続けています。









