JR肥薩線の復旧に向けた協議会が開かれ、3つの駅を廃止する配置案を了承しました。
熊本県と12の市町村で構成する協議会で了承されたのは、
◆八代市の瀬戸石(せといし)駅
◆芦北町の海路(かいじ)駅
◆球磨村の那良口(ならぐち)駅
の3駅を廃止する案です。

JR肥薩線を巡っては、八代駅と人吉駅の間を鉄道で復旧させることで国・県とJR九州が基本合意しています。
ただJR九州は、八代・人吉間に15ある駅の数や配置など復旧後の「駅のあり方」を検討するよう求めていて、県と沿線自治体は協議を続けていました。

県は3駅を廃止する理由として、被災前の利用者が1日平均1人以下だったことや、今後の日常利用が見込めず、にぎわい創出の可能性が低いことを挙げています。
県は協議会で了承された案を3月末までにJR九州に示し、最終合意を目指す考えです。









