3月25日、熊本市中央区で、熊本市電が電停に停車していた車両に追突し、運転士と乗客あわせて7人が病院に運ばれました。
25日午前8時半ごろ、熊本市中央区の熊本城・市役所前電停で、上熊本行きの市電が停車していた田崎橋行きの市電に追突しました。

熊本市交通局などによりますと、2つの車両にはそれぞれ約30人の乗客が乗っていて、この事故で前の車両の運転士1人と追突した車両の乗客6人が病院に運ばれ、このうち乗客2人が骨折し、2人が足を縫うけがをしました。
事故を受けて市電は全線で運転を取りやめ、周辺の電停では市交通局の担当者が市電の運休を伝えていました。

市電の事故を知った人「最近は多いですね、市電は。いろいろとね。またかという感じ」
事故車両の後続車両に乗っていた人「(復旧まで)どのくらい時間がかかるかわからないということだったので、通町筋で降りて歩いて出勤しました」