桜の開花が発表されるなど熊本県内でも春の訪れを感じられる中、夏の味覚、スイカの出荷が本格化しています。
熊本県合志市にあるJA菊池の選果場には、丹精込めて育てられたスイカが次々と持ち込まれています。

JA菊池の「すいか部会」では54戸の農家が約70ヘクタールでスイカを栽培していて、品質向上のため定期的に査定会を開き、味を確かめながら出荷時期などを決めています。
今シーズンは寒暖差が大きくスイカの栽培には厳しい気候でしたが、ハウスの温度管理などを徹底したことで糖度12度程度の甘さがあり、歯ごたえも良いものができているそうです。

JA菊池によりますと、スイカは県内だけでなく関東や関西にも出荷され、6月下旬ごろまでに約36万玉、2400トンの出荷を見込んでいます。









