老朽化した建物の建て替えを促進しようと、熊本市は4月から地元の金融機関と連携して融資と利子の補助を実施します。

熊本市と県内5つの金融機関が4月から始めるのは、市内中心部にある老朽化した建物の建て替えを促進するための融資と利子の補助です。

今回5つの金融機関(※)が共同で融資の仕組みを作ります。その枠組みを活用し、熊本市が利子の一部について最長3年で900万円を上限に補助します。

(※)肥後銀行、熊本銀行、熊本信用金庫、熊本第一信用金庫、熊本中央信用金庫

熊本市は老朽化した建物の建替えを促進するため、2020年から防災機能の向上を目的に建物の高さ制限を緩和したり建築の財政支援を行ったりしていて、今回の新たな融資制度で2030年度までに100件程度の建て替えを目指しています。