2024年に開校した熊本県立の夜間中学校で、初めての卒業式が3月6日に開かれました。
2024年4月に開校したゆうあい中学校は、さまざまな理由で義務教育を受けられなかった人や学び直しを希望する人たちのための学校です。

午後6時に始まった式では10代から70代の卒業生12人に卒業証書が手渡され、小原ひとみ校長が「12人のつながりを大切にし、励まし合いながら勇気を持って挑戦し、自分自身をさらに成長させてください」と門出を祝いました。
答辞では卒業生を代表して田中憲章(たなか のりあき)さん(71)が、1年間の学校生活を振り返りました。

卒業生代表 田中憲章さん(71)「年齢や国籍の違いを超えて、心を通わせ、1年間ともに助け合い学び合うことができたのはとても幸せでした」
卒業生の中には高校進学を希望する人もいるということで、それぞれの思いを胸に12人は学び舎を後にしました。









