環境保全や有明海の再生を図るための植樹活動が、熊本市の金峰山周辺で行われました。

この植樹活動は、NPO法人「21くまもと金峰・有明環境会議」の主催で、金峰山の環境保全につなげようと、20年以上前から毎年行っているものです。

きょう(3月2日)は、時折雨が降るあいにくの天気でしたが、地元の人や企業関係者など約350人が参加。

開会式では、熊本市立芳野中学校2年の玉永真莉奈(たまなが まりな)さんが、「緑を守り育てる活動を通して、有明海の再生を図りましょう」と呼びかけました。その後、植樹会場に移動し、5000平方メートルほどの斜面に1時間ほどかけてヤマザクラなど3種類の苗、約1000本を植えました。

芳野中の生徒「緑あふれる自然豊かなところになってほしい」
      「自然豊かな芳野にするために、すごくやりがいがありました」

今回は初めて参加する人も多くいましたが、慣れないながらも懸命に苗を植える姿が見られました。

植えられた苗は今後も大切に育てるため、夏場にはボランティアを募り、周辺の草刈りも行う予定です。