『磁気テープの2025年問題』家族の大切な思い出や貴重な歴史資料が見られなくなるかもしれません。
VHSテープのダビング依頼が急増
熊本市にある映像制作会社「ケイツー8ミリフィルム」。磁気テープの映像をDVDやデジタルデータにする事業を行っています。

ケイツー8ミリフィルム 仁木裕介代表「ダビングやっとかないと間に合わないという焦りからか、VHSなどを持ち込まれる方が多い」
去年から「VHSテープ」のダビングの依頼が急増しています。

女性が持ち込んだテープには、音楽会で楽器を演奏する約40年前の夫の姿が映っていました。
依頼者「どれが夫かわからないんですけど、(夫の)母が見たらきっとすぐわかると思います。ずっと残したいですね」
こういった家に眠るテープが、近いうちに再生できなくなるかもしれません。