熊本市の交通渋滞解消を目的に工事が進む「熊本西環状道路」について、大西一史(おおにし かずふみ)市長は、一部区間を今年(2025年)の秋に開通したい意向を示しました。
大西市長が視察したのは、熊本市北区下硯川町と南区砂原町を結ぶ予定の「熊本西環状道路」です。

全長約12キロの道路のうち、すでに下硯川インターと花園インターの間が開通し、現在は花園インターと池上熊本駅インターの間で工事が行われています。
当初は「2025年度末の開通」となっていましたが、そのほとんどの工事が完了したとの報告を受けた大西市長は、今年の10月から11月に開通したいとしました。
市の担当者「現在の進捗率は98パーセント。秋ごろを目指して工事を進めることは可能だと考えています」
熊本市 大西一史市長「では、秋までにやってください。秋までに開通するように頑張って」
大西市長「渋滞が解消できたり、災害時や非常時にこの道路がダブルネットワークという形で使われるということで、かなり効果の高い道路になるという印象を持った」

一方、池上熊本駅インターと砂原インターの間は2月13日現在、用地の買収が進められています。